中国共産党の習近平総書記(国家主席)が、欧米諸国との軍事的対決を強く示唆した。党創建100年を記念した演説で、自由・民主主義陣営との関係悪化を念頭に「闘争」という言葉を繰り返し、国民に覚悟を求めたのだ。自国の人権弾圧や軍事的覇権拡大に対する反省や逡巡(しゅんじゅん)は皆無のようだ。米国では、新型コロナウイルスの「起源」をめぐる追加調査も進んでおり、来年の北京冬季五輪のボイコットも現実味を帯びてきた。内憂外患の習中国。ジャーナリストの長谷川幸洋氏が、暴発寸前の「赤い帝国」に迫った。
(ニュース速報)
※スマホの方は、横向きでご覧下さい。